今春、本校を卒業する147名の本校同窓会「清明会」への入会式が同窓会長、豊田美保子さんをお迎えして2月7日(金)午後、本校多目的ホールで行われました。
三宅良昌校長が「旭川福祉専門学校には45年の歴史があり、卒業生は8733人にもなり、その多くは北海道内の企業、施設関係で活躍しているという人間関係が極めて深い学校であります」とあいさつのうえ、同窓会長の豊田美保子さんを紹介しました。
豊田会長の講話は「初代理事長、新谷市造さんがサラリーマン的ではない、人間性豊かな保母を育てるとこの学校を開校され、三浦喜多治校長、重岡真里子校長らが福祉のこころを教えてきました」などと校史から始めました。「私は39歳で旭川福祉専門学校の一期生として入学、41歳で卒業して保育園に勤め、現在も保育の現場で働いています。ここで学んだ二年間は一生の宝であり、一生の友人もつくれます」と、旭川保育園の園長でもあるお立場でのお話に進みました。
「ご両親をはじめ先生、友人らをゆっくり思い出すと、おのずから自分の進路が見えてきます。学校での成績と現場の評価はイコールではありません。一般常識があるかどうかです。現場で素敵な先輩を見つけてお手本にしてください。良い笑顔で子どもたちに接すると、子どもたちも穏やかに育ちます。順応することも大切ですが、あなたらしい個性が大事です。同じ色では面白くありません、それぞれが得意分野を磨いてください。卒業発表会まで健康管理をしっかりされて、総仕上げとして取り組んでください」などと激励して、講話を結びました。
卒業と同時に同窓会に入会するのはこども学科第6期生31名、介護福祉科第27期生32名、医薬福祉学科第8期生19名、日本語学科第9期生31名、第10期生34名。それぞれの学科の同窓会幹事も入会式で紹介されました。
同窓会幹事は次の通り。
【こども学科】安部あゆみさん、石尾渚さん 【介護福祉科】嵯城雄大さん、谷口夏歩さん 【医薬福祉学科】坂本亮さん、谷口史華さん 【日本語学科】9期生:フヌ・アイ・ニュンさん、ドルジバット・ビンデリアさん 10期生:グエン・クエ・アインさん、タウィーショクシリパク・ウィナラットさん