針葉樹が天を突くように伸びた旭川福専の森の一部が、日中でも太陽光線が差し込まない暗い森になってきたことから、学校施設休業期間中を利用してほんの少し、樹木の伐採作業を始めました。
本校は進化台とよばれる小高い丘に立地していて、周辺はサクラ、マツ、ミズナラなどの樹木が旺盛に育ち、福専で飼育している2頭のポニーが喜ぶ牧草地には緑が広がり、学校農園も初夏の耕しが始まるなど、素晴らしい自然環境に恵まれています。
平成24年5月に、保育科36期生と介護福祉科19期生がサクラを50本、卒業記念に植樹した周辺は、針葉樹がサクラ植樹から8年を経て伸びすぎるほどに高く育ち、その暗い陰がサクラの若木たちを覆ってしまっています。サクラの育ちも牧草の育ちも悪いため、陰をつくる針葉樹を伐採することにしたわけです。
針葉樹が伸びすぎて薄暗い林になっている写真右側辺りの木を少し伐採したことで、卒業記念に植樹したサクラ並木の辺りが明るくなりました。中央に見える赤い屋根は2頭のポニーの飼育小屋。遥か向こうの大雪山連峰の眺望も開けました。