本校の日本語学科を2019年3月に卒業したタイ王国出身留学生サルット・プラナーセィーさんが母国に帰国後就職し、日本とタイの橋渡し役として活躍する様子が北海道新聞に取り上げられ記事として伝えられました。
掲載されたのは2019年9月19日付朝刊で北海道新聞バンコク支局長、森奈津子さんが執筆されました。
記事の書き出しは次のような文章です。
日本とタイの経済関係者らの団体がバンコクに設立した泰日工業大学の日本語講師サルット・プラナーセィーさん(23)の日本語は北海道仕込みだ。「『おばんです』『めんこい』など、東川(上川管内東川町)のおじいちゃんに教えてもらいました」と笑う。
実は森奈津子支局長も北海道新聞旭川報道部で活躍していた当時、東川町などを取材範囲にして、東川町のことをよく知っていたことから、バンコクで出会ったサルットさんの日本語が東川弁(?)ということで彼に親しみを感じたようです。
記事のなかの、東川町での留学の思い出を引用すると次のようになります。
(泰日工業大学)経営学部卒業後の2017年秋に東川町の旭川福祉専門学校日本語学科へ留学。東川を選んだのは、学費を全額免除する町の奨学金制度があったからだが、初めての雪も、回転ずし店でのアルバイトも「全て楽しかった」。
在学中は学友らから「ヨーさん」のニックネームで親しまれ、学校祭の実行委員長に留学生としては初めて就任、試行錯誤しながら一生懸命取り組んだ学生です。
卒業生が母国タイで活躍する姿を、東川町とゆかりの深い森奈津子記者の手で北海道新聞に掲載されたことはラッキーな巡り合わせでした。