本校の三宅良昌校長は29日、北海道上川総合振興局主催のパネルディスカッションにパネリストとして出席、本校の留学生（日本語学科・介護福祉科）の入学実績や卒業後の動向を報告しました。
　この催しは「地方創生セミナー2019　inかみかわ」で、今回のテーマは「人口減少時代を生きる地域の外国人材の受入と共生まちづくり」でした。三宅校長は「人口減少時代における上川管内の外国人材活躍と共生を考える」について語り、留学生が本校での日本語授業で日本語能力が確実にレベルアップしていることと、日本語能力検定でＮ2などの上級をクリアした留学生がさらに介護福祉科に進学して、日本の介護福祉の制度や介護の技術を学び、介護福祉士として道内の福祉施設で活躍している実績などを紹介しました。
　三宅校長の他に、パネリストとして登壇した建設業者や農業法人の事業者らが、技能実習生を受け入れている状況や課題をそれぞれ報告した後、パネリストが外国人材の受け入れ形態の違いを超えて課題などについて議論を深めました。