マイナビが主催するweb投稿型写真コンテスト「MANAZASHI PROJECT」の結果が発表され、第1位に本校日本語学科11期生、ムンフプレブ・ミシェルさん(モンゴル)が選ばれるという吉報が飛び込んできました!
ミシェルさんも発表の名前を見て、「これが私の本当の名前なのか、と信じられなかった。とってもうれしい」と、驚きながらも大喜び、学校中の祝福を受けています。
名誉ある第1回のコンテストテーマは「あなたが考える、現在の日本の景色」で、ミシェルさんの作品タイトルは「HUMAN NATURE CONTRAST」。
特別審査員の人気写真家、佐藤健寿さんの講評がすごい。「まるで昭和初期のダム工事現場か、どこかの火口で撮影されたような写真に見えました。これが現代の日本のどこかの光景であることが不思議に思えます。ダークでミステリアスなので、一見すると不安な光景ですが、見ているとなぜか落ち着くような、写真そのものの力を感じます。優れた写真は撮影者の意図を離れていろんな解釈を呼び起こしますが、そういう意味で、抽象的でありながら、同時に力強いこの写真を1位に選びました」
ミシェルさんはウランバートルにあるラボラトリーハイスクール・オブ・ヤングインベンターズのメンバーとして東川町の「高校生国際交流写真フェスティバル2018」に出場、最優秀校に選ばれています。「モンゴルには写真の専門学校がありません。写真の町東川で学びたい」と留学を決意、今年4月、本校に入学しました。
今回応募した作品は、旭岳の地獄谷付近の噴煙と遊歩道にいる登山者、観光客らを写したうちの1枚で、モノクロームに変換しました。「いろいろな色がありますが、白と黒は一番強い色ですから、私はモノクロが好きです」。将来の夢は「写真家になりたい」。
1位の快挙に教職員は「慶応、早稲田などの学生を押さえて、旭川福専の名を全国に発信してくれた。凄いこと」と快挙をたたえています。ちなみに2位は東洋大、3位は慶応、早稲田、龍谷大の学生。
コンテスト結果発表は次の URLで公開されています。
https://mfc.mynavi.jp/post?id=RMW61UQEgHMmJuPtiQr9