コロナ禍を乗り越えて、晩春に学校農園に植え付けしたカボチャ、ジャガイモ、サツマイモの獲り入れが、好天の28日に行われ、収穫の喜びを分かち合いました。
今回は、こども学科と介護福祉科の交流を深めるため、学科混合のグループを組んで作業を進め、午前中は学校農園の収穫作業とマルチはがしなどの後片づけを精力的に行いました。
土の中で成長しているジャガイモ、サツマイモは土を掘り起こして顔が見えると「あったよー!」「おっきいねー!」と歓声が上がります。カボチャは葉や草陰に隠れているのを丁寧に探し出して「全部とれたかなー」と何度も確かめていました。
収穫した物は、全校で分け合います。
午後からは、クラス畑の片付けの後、パーマカルチャー(Permaculture※1)実践者で東川町内在住のテリー・リー・ナガハシさんのご指導の下、コンポスト(※2)作りと畑の整備を行いました。
畑の整備は、来年の畑作りのため歩道になる部分に草が生い茂らないようにぬらした段ボールを敷き詰めその上に作物の残渣と堆肥を敷き詰めます。
※1パーマカルチャー(Permaculture)とは
永続可能な農業をもとに永続可能な文化、すなわち、人と自然がともに豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法。
「地球へ配慮」「人を大切にする」「資源は貯めずに循環させよう」3つの倫理を定めている
※2コンポストとは
有機物を微生物の働きで分解させて堆肥にする処理方法
土をほぐして空気を入れ、落ち葉(Brown)、野菜の葉・茎、刈り取った草など(Green)、ポニー堆肥(Pony)、水かけの順番で積み重ねる。これを繰り返す。積み重ねるときには押さえつけず空気が入るよう材料をほぐしながら1メートルくらいの高さまで積んでいく。
番外