旭川の社会福祉法人『北海道療育園』の通園事業を利用している家族のメリークリスマスの集いが12月14日(土曜)、旭川市春光台の福祉村地域交流ホーム「You」で開かれ、本校こども学科・成田ゼミナールの2年生11人がゲスト出演しました。オペレッタ「ガンバの大冒険」などを子どもたちの目の前で演じ、お母さんたちと一緒の子どもたちは懸命に手をたたき、学生も感激の面持ちで拍手にこたえていました。
北海道療育園は、重症心身障がい児(者)の福祉施設で、今年で開設50周年を迎え、本校はこれまでも園の様々な催しに参加してきました。同園の通園事業部門では、在宅の子どもや成人を迎えて各種支援事業を行っており、この日のクリスマス会には20組の家族が参加しました。
子どもたちのすぐ目の前がステージになり、ネズミの「ガンバ」やイタチの「ノロイ」に扮した学生たちが歌って、踊る「ガンバの大冒険」で開幕。イタチに傷つけれたネズミたちが勇敢なガンバを中心にノロイと戦っていくハラハラ、ドキドキする展開に、子どもたちは食い入るように見入っていました。
オペレッタのほかに歌う人形劇「おおきなカブ」、手遊び、クリスマスソングのハンドベル演奏を、子どもたちに手を差し伸べ、呼びかけるようにしながら繰り広げ、リズムをとったり、一緒に歌う子どもさんもいて、会場が一体となっていました。
1時間余りの学生の熱演に大きな拍手が贈られ、最後は全員で記念写真を撮って、成田ゼミのボランティア活動は笑顔のうちに終わりました。