2019年12月1日に行われた日本語能力試験(JLPT)に合格した留学生と成績優秀者に対する表彰式が2月28日(金)、第2校舎講堂で行われました。本校の受験者の中で最も難しいN1レベルに合格した留学生は11名、次に難しいN2に合格したのは20名にものぼる素晴らしい結果を残しました。新型コロナウイルス感染拡大など暗いニュースが多い中、留学生の努力が報われた明るい表彰式になりました。
外国人留学生が挑んだJLPTの最難関のN1は、常用漢字2千字は読み書きが出来て、日本の大学を受験出来る高校生並みの日本語をマスターしているといわれます。N2は、常用漢字なら1千字以上読み書きが出来る小学6年生並みといわれます。
JLPT試験は年2回実施され、2014年以降の合格データをみると、N2とN3の本校の合格率は常に全国平均を上回る快進撃を続けていて、N1は全国平均を2回下回っただけで、高い合格率を誇ってきました。
1年6カ月課程と2年課程で学ぶ本校日本語学科のほかに、東川町内には短期で学ぶ町立日本語学校があり、町は両校の留学生の健闘を称えたいと、合格者のなかから成績優秀者を選んでいます。今回は本校のN1合格者のうちから3名、N2合格者のうち2名、N3合格者のうち7名が東川町奨学金を受けました。