本学園は、国から特定技能で在留する外国人を支援する「登録支援機関」に昨年7月に認定されました。職業紹介所の認可も得ており、特定技能を取得した、本校や町立東川日本語学校の卒業生が町内企業に就職することも後押します。
2019年創設の在留資格「特定技能」を得た外国人は、12分野で就業することができます。雇用する企業などは、特定技能で就職した外国人の生活支援や相談が義務づけられており、「登録支援機関」に支援事業を委託することになっています。支援機関になるには、出入国在留管理庁への登録が必要となります。
旭川福祉専門学校日本語学科の卒業生は、約3割が特定技能者になりますが、就職後の支援体制が十分でないこともあり、町内への就職は多くありませんでした。
そこで本学園では、昨年7月に支援機関の認可を取得し、専門学校での教育から就職のあっせん、就業後のサポートまでできる体制を整えました。昨年9月には天人峡温泉の旅館「御やど しきしま荘」と受託契約を結び、支援を行なっています。
今後は東川町内を中心に近隣市町村への雇用も促進し、地域で人材が循環する仕組みを作り、特に担い手が不足している介護や観光、農業などへの就職を後押ししていきます。
※お問い合わせ
北工学園法人本部 電話0166-82-4520