医薬福祉学科の令和元年度「実習報告会」が11月13日に開催されました。登壇したのは2年生12名で、登録販売者専攻の学生は旭川市内や近郊のドラッグストアで実習し、医療事務専攻の学生は旭川市内や出身地の病院、クリニック、調剤薬局などで実習した体験をそれぞれ報告しました。
なお、当日は医療事務専攻の学生7名が各医療機関での内定実習で不在の為、その学生の報告は1年生が代読しました。
「実習に初めて臨み、お客様(患者様)の性別、年齢、心身の状況(体調や心模様)などお一人お一人の違いを把握して適切に応対することの難しさを実感した」
「わからないことは早目に教えていただき、失敗しないように心掛けなければならない。それでも失敗した時は、素直な気持ちで助言を受け、自分なりに工夫をすることを覚えることができた」
「実習先では、皆さん大変親切で親身になって教えてくれたことが、いろいろな場面で自分を成長させてくれたと思う」
などと、実習の成果を報告しました。
今回は、日本語学科の留学生も傍聴し、医薬福祉学科の学習の一端を知り、同じ校舎で学ぶ学友と心の交流を深めました。
2年生の報告会を支えていたのが1年生です。進行スタッフの仕事をしながら、来年は自分たちが壇上で報告することになるので、先輩たちの所作や報告の内容などを真剣に見て聞いていました。
報告会の後は食事交流として、グループに分かれて、みんなで鍋を作って食べました。普段とはまた違った雰囲気の中で様々な交流が持てたと思います。
そして、この実習報告会を通して、社会の一員として働く事の大切さ、心構え、必要なスキル、やりがい、大変さ・・・等の多くの経験をみんなで共有する事で、これからの自分にとって何が必要かを考える良い機会となりました。