医薬福祉学科の1、2年生を対象にした人権擁護委員による「パワーハラスメント講座」が2月19日(水)、第2校舎204教室で開かれ、学生が上司と部下になり切ったロールプレイでパワハラ問答を展開するなど、さまざまな方法で労働問題、人権問題を1時間余り学びました。
講師は東川町や旭川市で活躍されている人権擁護委員の馬場猛さん、盛永小夜子さん、浜田富江さん、荒木関栄さん、水口正博さんの5名。それぞれが役割分担して、会社で働くときの義務や働きやすい職場づくりを解説したり、「パワハラは日本の造語である、〇か×か」などのクイズがあったり、隣同士の学生同士が相談した上で課題に答えたり、学生が聴くだけではなく積極的に参加するかたちで特別講座は進みました。
学生二人が課長役と部下役となって「おい、この書類間違っているぞ」「えっ、マジっすか」など、パワハラをはらんだ会話をロールプレイで演じると、身近なこととして伝わってきました。
職場でのパワハラは労働問題であると同時に人権問題であり、職場でパワハラを防ぐには相手を尊重しつつ自己主張するアサーティブ・コミュニケーションが大切であることなどを学び、一人で悩まないで相談しようと「みんなの人権110番」などの連絡先を教わりました。